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【英語の文型】とは：

英語の文型とは、英語の文の基本的な形のことです。英語には、5つの文型があります。

• (1) S＋V
• (2) S＋V＋C
• (3) S＋V＋O
• (4) S＋V＋O＋O
• (5) S＋V＋O＋C

＜記号の意味＞

• S：主語（誰が・何が）
• V：動詞（～する）
• O：目的語（何を・誰を）
• C：補語（主語や目的語の説明）

5つの文型の解説と例文：

(1) S＋V（主語＋動詞）

「S（主語）が、V（動詞）する」という形です。
動詞（V）の後に「何を・誰を」がなくても、文としての意味が通じます。

• Birds fly.（鳥は飛びます）
• He runs.（彼は走ります）

(2) S＋V＋C（主語＋動詞＋補語）

「S（主語）は、C（補語）である」という形です。
補語（C）は主語を説明する言葉で、be動詞（～です）や、感覚を表す動詞（look, feel等）と一緒に使います。

• She is a student.（彼女は学生です）
• You look happy.（あなたは幸せそうに見えます）

(3) S＋V＋O（主語＋動詞＋目的語）

「S（主語）が、O（目的語）をV（動詞）する」という形です。
動詞（V）の後には「何を・誰を」を示す目的語（O）が必要です。

• I play soccer.（私はサッカーをします）
• He reads a book. （彼は本を読みます）

(4) S＋V＋O＋O（主語＋動詞＋目的語＋目的語）

O（目的語）が2つ出て来るため、S＋V＋O1（目的語1）＋O2（目的語2）と、目的語を区別して解説します。

「S（主語）が、O1（目的語1）にO2（目的語2）をV（動詞）する」という形です。
O1（目的語1）は「人」、O2（目的語2）は「物」になるケースが多いです。

• He gave me a present.（彼は私＜O1＞にプレゼント＜O2＞をくれました）
• She taught us Japanese. （彼女は私たち＜O1＞に日本語＜O2＞を教えました）

(5) S＋V＋O＋C（主語＋動詞＋目的語＋補語）

「S（主語）が、O（目的語）をC（補語）にする」という形です。
C（補語）にはO（目的語）を説明する言葉が入ります。

• We call him Ken.（私たちは彼＜O＞をケン＜C＞と呼びます）
• The news made me happy. （そのニュースは私＜O＞を幸せに＜C＞しました）
• I named the dog Hachi. （私はその犬＜O＞をハチ＜C＞と名付けました）

文型を考える時に「副詞」や「前置詞＋名詞」は気にしない：

文型は、主語（S）・動詞（V）・目的語（O）・補語（C）だけに注目して考えます。
それ以外の要素は、文型を決める時には関係ないと考えて大丈夫です。

「副詞」や「前置詞＋名詞」は、文の「飾り（補足説明）」の役割を持つだけで、文型そのものには影響しません。

＜副詞＞

副詞は「いつ」「どこで」「どのように」等を説明する言葉です。
（例：now, quickly, yesterday, there, very）
副詞があってもなくても、文型には影響しません。

• She walks quickly.（彼女は素早く歩きます）
  ⇒ 文型はS＋V（She walks）。"quickly"は「どのように」を補足説明

＜前置詞＋名詞＞

前置詞は、名詞の「前」に「置く」ため、「前置詞」と呼びます。

「前置詞＋名詞」で、「いつ」「どこで」「どのように」等を説明するかたまりになります。
（例：in, on, at, with, by, for）
前置詞の後ろに来る名詞は、文型を考える上での目的語（O）にはなりません。

• I study English in the library.（私は図書館で英語を勉強します）
  ⇒ 文型はS＋V＋O（I study English）。"in the library"は「どこで」を補足説明

英文法まとめ：「英語の文型」

• 「文型」＝「英語の文の基本的な形」
• 文型は5種類：S＋V、S＋V＋C、S＋V＋O、S＋V＋O＋O、S＋V＋O＋C
• 文型を考える上では「副詞」や「前置詞＋名詞」は気にしない