【解説】がい数・四捨五入・切り捨て・切り上げ | 算数＆計算ドリル 学アプ

「がい数」とは?

「およそ（大体）の数」のことです。

ほしい位より下の位の数字を「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」でなくして（0にして）、ちょうどの数を作ります。

切り捨て

ほしい位より下の数を捨てます（0にします）。

「切り捨て」で100の位までのがい数にする（100の位までがほしい）場合

• 299 ⇒ 200（100の位より下の数は捨てる）
• 300 ⇒ 300（100の位より下の数がないのでそのまま）
• 301 ⇒ 300（100の位より下の数は捨てる）
• 399 ⇒ 300（100の位より下の数は捨てる）
• 400 ⇒ 400（100の位より下の数がないのでそのまま）

300～399が「切り捨て」で300になります。

切り上げ

ほしい位より「下」の数が少しでもあれば（0でなければ）、「ほしい位を1増やした」ちょうどの数にします。

「切り上げ」で100の位までのがい数にする（100の位までがほしい）場合

• 200 ⇒ 200（100の位より下の数がないのでそのまま）
• 201 ⇒ 300（100の位より下の数があるので、「ほしい位を1増やした」ちょうどの数にする）
• 299 ⇒ 300（100の位より下の数があるので、「ほしい位を1増やした」ちょうどの数にする）
• 300 ⇒ 300（100の位より下の数がないのでそのまま）
• 301 ⇒ 400（100の位より下の数があるので、「ほしい位を1増やした」ちょうどの数にする）

201～300が「切り上げ」で300になります。

四捨五入

ほしい位より「すぐ下の位の数字」が5未満（5より小さい）なら「切り捨て」、5以上（ちょうど5か、5より大きい）なら「切り上げ」をして、ほしい位までのちょうどの数にします。

「四捨五入」で100の位までのがい数にする（100の位までがほしい）場合

• 249 ⇒ 200（10の位＜100の位のすぐ下の位＞が5より小さいので「切り捨て」）
• 250 ⇒ 300（10の位が5以上なので「切り上げ」）
• 299 ⇒ 300（10の位が5以上なので「切り上げ」）
• 300 ⇒ 300（100の位より下の数がないのでそのまま）
• 301 ⇒ 300（10の位が5より小さいので「切り捨て」）
• 349 ⇒ 300（10の位が5より小さいので「切り捨て」）
• 350 ⇒ 400（10の位が5以上なので「切り上げ」）

250～349が「四捨五入」で300になります。

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